杏橋幹彦写真展 |
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杏橋幹彦, 2015 |
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杏橋幹彦は10年以上にわたり、旅をしながら波の裏側を撮り続けています。 2002年からは、“純粋に体ひとつで海を感じながら写真を撮りたい”という想いから酸素ボンベの装着をやめ、素潜りでの撮影をスタートしました。 波のありのままの姿を追求するために、ファインダーを覗かずに撮影を行っており、 彼の作品には常に自然の力強さと生命力が写し出されています。 今回、NORTON GALLERYで展示する新作シリーズ『Rarotonga〜青のすみか〜』は、南大西洋に浮かぶクック諸島のラロトンガ島で2015年3月に撮影されました。 杏橋は初めて出会うラロトンガ島の波と対峙し、自らが水の循環の中に存在している事を再認識しながらシャッターを切りました。 数週間にわたりラロトンガ島の海に潜り続けた杏橋は、ここの波を「転がるような波だった」と形容しています。 今回のシリーズでは、杏橋の自然に対する畏敬の念と、ありのままの自然の美しさをとらえた新作全9点を展示いたします。 【作家プロフィール】 杏橋 幹彦 写真家 1969年 神奈川生まれ 1989年 オーストラリアサーフライフセービングブロンズメダル及びレスキュー法取得 http://www.mikihiko.com/ |